探偵の流儀(福田栄一/光文社)

探偵の流儀

探偵の流儀

 探偵事務所の所長が階段から転落し意識不明の重体となる。残った所員たちは、業務を継続するもの、真相を究明しようとするもの、それぞれの動きをする。また、所長の姪が戻ってきて、所長代理となる。
 ハードボイルドという感じではないが、プロ意識をもった登場人物たちに好感が持て、読んでいて楽しい。