建築家、走る(隈研吾/新潮社)

建築家、走る

建築家、走る

 世界的な建築家の、日常の仕事ぶりを描くことにより、現在の建築家の置かれてる環境や、著者の建築に関する姿勢や考え方を描いている。特に「世界的な」の意味するものの凄みを感じる。
 建築そのものついては素人でよくわからないが、日本における中央とローカル、グローバルな活動など、専門領域を超えて感じるものがある。