2012年に読んだ本

 2012年に読んだ本は184冊、内52冊に“◎”をつけています。比率で言うと 28.2% ですね。ちなみに2010年は 21.5%(209冊中45冊)、2011年が18.8%(197冊中37冊)だったので、今年は大甘なのかも知れません。年間冊数は目標の200冊には届きませんでしたが、最低ラインの「2日に1冊」はクリアできましたし、内容的には満足な一年でした。

 ベスト3を選ぼうと思ったのですが、「なずな」「美しき一日の終わり」「火山のふもとで」「路」と4冊になってしまいました。

 ◎をつけた作品が複数冊あったのが、橋本紡池井戸潤、中山七里、坂井希久子、山下貴光西加奈子 と6人もいます。ちょっと、好みが変わってきたのかとも感じます。

年月 記号 タイトル 著書 出版社
201201 地下の鳩 西加奈子 文芸春秋
201201 ◎◎ なずな 堀江敏幸 集英社
201201 ポーカー・フェース 沢木耕太郎 新潮社
201202 ヒート 堂場瞬一 実業之日本社
201203 王国 中村文則 河出書房新社
201204 再会 横関大 講談社
201204 今日のごちそう 橋本紡 講談社
201204 ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤 講談社
201205 パラダイス・ロスト 柳広司 角川書店
201205 胸いっぱいの愛を 広谷鏡子 徳間書店
201205 夏の王国で目覚めない 彩坂美月 早川書房
201205 くちびるに歌を 中田永一 小学館
201205 小野寺の弟・小野寺の姉 西田征史 泰文堂
201206 ◎◎ 美しき一日の終わり 有吉玉青 講談社
201206 負けんとき 上・下 玉岡かおる 新潮社
201206 左京区恋月橋渡ル 瀧羽麻子 小学館
201206 雪と珊瑚と 梨木香歩 角川書店
201206 起終点駅 桜木紫乃 小学館
201206 泣いたらアカンで通天閣 坂井希久子 祥伝社
201207 ラバー・ソウル 井上夢人 講談社
201207 約束の森 沢木冬吾 角川書店
201207 マシューズ家の毒 ジョージェット・へイヤー 創元推理文庫
201207 最果てアーケード 小川洋子 講談社
201207 ハチミツ 橋本紡 新潮社
201207 屋上ミサイル 謎のメッセージ 山下貴光 宝島社
201208 奇面館の殺人 綾辻行人 講談社
201208 ロスジェネの逆襲 池井戸潤 ダイヤモンド社
201209 ガレキノシタ 山下貴光 実業之日本社
201209 静おばあちゃんにおまかせ 中山七里 文芸春秋
201209 147ヘルツの警鐘 川瀬七緒 講談社
201209 ふくわらい 西加奈子 朝日新聞出版
201210 ディーセント・ワーク・ガーディアン 沢村凜 双葉社
201210 夏美のホタル 森沢明夫 角川書店
201210 生きるぼくら 原田マハ 徳間書店
201210 桜の咲かない季節 井岡瞬 講談社
201210 迷子の大人 坂井希久子 実業之日本社
201211 犬とハモニカ 江國香織 新潮社
201211 神様の贈り物 木内一裕 講談社
201211 ◎◎ 火山のふもとで 松家仁之 新潮社
201211 鳴いて血を吐く 遠田潤子 角川書店
201211 クラウドクラスターを愛する方法 窪美澄 朝日新聞出版
201211 あと少し、もう少し 瀬尾まいこ 新潮社
201212 体育館の殺人 青崎有吾 東京創元社
201212 みつばの郵便屋さん 小野寺史宣 ポプラ社
201212 ふれられるよ今は、君のことを 橋本紡 文芸春秋
201212 ナモナキラクエン 小路幸也 角川書店
201212 七つの会議 池井戸潤 日本経済新聞出版社
201212 幕が上がる 平田オリザ 講談社
201212 なでし子物語 伊吹有喜 ポプリ社
201212 ヒートアップ 中山七里 幻冬舎
201212 ◎◎ 吉田修一 文芸春秋
201212 スタート! 中山七里 光文社