再会(横関大/講談社)

再会

再会

 23年前にタイムカプセルとして校庭に埋めた拳銃が、犯罪で使われた。埋めたことは幼馴染の同級生4人しか知らないはず。その中の一人は刑事となりその殺人事件を担当する。
 お話として少し不自然なところもあるものの、全体を通じて流れる緊張感と、切れ物刑事の鋭い推理で話がぐいぐい前に進む感じはとても楽しく面白い。