夜中のパン屋さん(大沼紀子/ポプラ社)

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)

真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)

 真夜中だけ営業するパン屋さんにあずけられることになった女子高生。複雑な家庭環境で育った彼女の周りには、奇妙な人が集まりだし、さらに複雑な人間関係ができていく。
 登場人物のキャラクタ設定がメリハリがついていて、読み易く面白い。何より出てくるパンがおいしそうでとても惹かれる。何は無くても美味しいパンがあれば幸せだなんて思ってしまうほど。