遠い町から来た話(ショーン・タン/河出書房新社)

遠い町から来た話

遠い町から来た話

 ジャンルとしては絵本になるのかもしれない。とある郊外の町の日常を描いているが、ありえない奇妙なお話が延々と続く。絵本のはずだけど、絵の中に多くの文字が埋め込まれ、その世界の中に入って文字を読んでいるよう。
 翻訳するのは大変だったのではと余計なことも考えてしまう。