れんげ野原のまんなかで(森谷明子/東京創元社)

 地方の利用者も少ない図書館を舞台に繰り広げられる、ちょっとほのぼのとしたミステリー。図書館と言う独特の空間をうまく使った設定になっている。
 探偵役も図書館員で、そこからあまり出ないのに、四季は移り変わるし、人の気持ちも変わってく、こんな図書館に行ってみたい。