ルナティック ガーデン(太田忠司/祥伝社)

ルナティック ガーデン

ルナティック ガーデン

 造園家の主人公は、隠居して月に住む金持ちに依頼され、月に庭園を造りに行く。そこには事情があり、地球を離れた年寄りが集って暮らしていた。若き主人公は、おせっかいにもあちこち首を突っ込み、それぞれの事情をしることになる。
 お話としてやや中途半端な気もするが、月に対する憧れや未来への期待という、子供の頃にSF小説読んでわくわくした気持ちがよみがえってきた。