信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題 （遠藤保仁／角川書店）

信頼する力 ジャパン躍進の真実と課題 (角川oneテーマ21)

　いまやサッカー日本代表の最年長となった遠藤が、これまでのサッカー生活とこれからを語る。私は遠藤の大ファンだが、これまで何度歯痒い思いをしてきたことか。本人もこの本の中で以下のように語ってる。

　　２０００年シドニー五輪はバックアップメンバーだった。
　　２００６年ドイツ・ワールドカップは出場機会を得られなかった。
　　２００８年の北京五輪は俺自身の病気のために行けなかった。

　普段あまり感情を表に出さない遠藤だが、この本では率直に思いを連ねている。また一段とファンになった。