奈良の博物館と三月堂
久しぶりに奈良へ行きました。国立博物館と東大寺三月堂(法華堂)へ行くためです。
・仏像修理100年(奈良国立博物館)
・至宝の仏像(なら仏像館 開幕記念 特別展)
・東大寺三月堂公開再開
「仏像修理100年」は、仏像に関して今まで知ろうともしなかったことに気づかせてくれる興味深い展示でした。修理に「現状維持」と「復元」の2つの考えがあることも、信仰の対象か美術品かという論点とともにやや複雑です。
「なら仏像館」になった本館ですが。こちらには三月堂の金剛力士像二躰が特別展示されていました。お堂で見ていたときにはそう感じなかったのですが、単独で見ると大きくて迫力があります。
恥ずかしながら、通常の仁王様とは左右の配置が逆というのも初めて気づきました(東大寺南大門も逆だったはず)
公開再開された三月堂にも行ってきました。ここでは。日光・月光両菩薩、弁財天、梵天・帝釋天、地蔵菩薩、不動明王の七躰のみアクリル板越しにみることができます。ほとんどの仏像は以前よりは距離的には誓いのですが、横一列に展示されるとなんかありがたみがありません。
昔は三月堂に入ればしばらく見とれていたのですが、今回は通り抜けてしまう感じでした。